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東京ノニ研究所 Dr. Noni

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日本医師会警告のノニジュースは香料入り製品

日医ニュースにノニについての説明と警告に等しいニュース(以下「本ニュース」)が平成25420日付で掲載されたことに関して、日本医師会に平成26120日に本サイト掲載の質問に対して、回答を戴き東京ノニ研究所の見解は報告しました。

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日本医師会常任理事、石川広巳先生よりのご回答で、

安全性と肝臓毒性に関して、日本医師会のニュースで医師や消費者に誤解を招くように受け取られたことに関して
「残念に思います」
と述べられ、特定のノニジュースに対する警告であることが暗示されています。

日医ニュースは、
「健康食品・サプリメント(成分)のすべて」
日本医師会・日本薬剤師会・日本歯科医師会総監修、同文書院出版、および
独立行政法人国立健康・栄養研究所サイト「健康食品の安全性・有効性情報」
を参考として、制作されています。

独立行政法人国立健康・栄養研究所サイト「健康食品の安全性・有効性情報」のノニジュースの項目には、ノニジュースを次のように定義されています。


ノニ (Noni) について


 ノニとは? 
 ノニ (Noni) はアカネ科 (Rubiaceae) の植物で、学名はモリンダ・シトリフォリア〔Morinda citrifolia〕です。
 ノニはハワイで呼ばれている植物の名称で、他に“Indian Mulberry”、“Nonu”、”Nono“、沖縄では”ヤエヤマアオキ“とも呼ばれています。

 ノニはポリネシアから東南アジア、沖縄など、熱帯から亜熱帯の広い地域に自生し、58 m程になる常緑の灌木で、 表面がゴツゴツした果実を付けます。

 果実は最初は緑色で、熟すと黄色になり中鎖脂肪酸による発酵臭を出します。
 古くから民間薬、赤色染料として利用されてきました。

 
健康食品として販売されているノニジュースは、ノニの果実から調製した果汁に、少量のグレープジュースや ブルーベリージュースまたは香料を添加して飲みやすくしたものです

日本医師会ニュースで対象となっているノニジュースは、独立行政法人国立健康・栄養研究所が定義しているように、ノニ果実から調製した果汁にグレープジュースやブルーベリージュースまたは香料を添加したジュースです。

日本で最も飲まれている100%のノニジュースではありません。
また、ミックスジュースでも香料などの添加物を加えたていないものは、定義から外れるでしょう。

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さらに、独立行政法人国立健康・栄養研究所サイト「健康食品の安全性・有効性情報」のノニジュースの項目で、副作用報告4例が紹介されています。

 

●  ノニジュースが関連した海外の健康被害事例 


 米国で慢性腎臓障害をもつ男性が、代替医療としてノニジュースを摂取して高カリウム血症を起こした事例があります (PMID:10676732) 

摂取したノニジュース中のカリウム量はオレンジジュースやトマトジュースと同じでした。
病気の人が、特別な効果を期待して自己判断で健康食品を利用すると、類似した障害が起こったり、適切な治療の妨げになる可能性があります。

疾病があって健康食品を利用する場合は、必ず専門家や医師に相談することをおすすめします。

 オーストリアなどでノニジュース摂取との関連が疑われる肝障害の症例が報告 されています。

·    事例1: 29才男性 (少量のアセトアミノフェン摂取に関連した中毒性肝炎の既往症あり) が、ノニジュース1日1.5リットルを3週間摂取して亜急性肝不全を発症し、緊急肝移植手術を受けた(PMID:16094725) 

·    事例2: 62才女性 (肝臓病の既往症なし) が、ノニジュースを1日2リットル3ヶ月間摂取して自然治癒性の急性肝炎を発症した (PMID:16094725) 

·    事例3: 45才の患者 (病歴や医薬品服用は特になし) がノニジュース1日グラス一杯を3週間摂取して血中トランスアミナーゼの顕著な増加とLDH (乳酸脱水素酵素) の増加を示し、肝生検により肝障害と診断された (PMID:15756098) 。その後ノニジュースの摂取中断により血中トランスアミナーゼは正常域に回復した。

·    事例4:多発性硬化症で6週間インターフェロンβ-1a (IFN) の投与を受けていた24歳女性 (薬物誘導性肝炎の疑いでIFN治療停止) が肝障害 (黄疸) と診断され、免疫増強目的で4週間摂取していたノニジュース (Morinda citrifolia) がその原因と推定された (PMID:16837801) 

肝臓障害発生例は、いずれも海外のものであり、グレープジュース、ブルーベリージュース、香料を加えて飲みやすくしたノニジュースです。

このノニジュースと思われるジュースは、日本でも販売されていますが、原材料表示には香料の記載はありません。
世界標準として香料を加えているが記載されていないなら、食品衛生法違反です。
正解標準としての香料を日本製品に加えていないなら、海外で起きた肝臓毒性は香料が原因である可能性が高い。

また、加えられている果実ジュースの残留農薬やポストハーベストのための抗カビ剤などが原因となる可能性も考えられるが、推測の域を出ない。
製造販売者の良識と情報開示が求められる。

いずれにしても、日本では100%の搾汁あるいはエキスジュースが最も普及し、知る限り欧米人好みの香料添加ノニジュースは日本では製造されていないように思われます(日本で販売されているノニ商品)。

日本人と白色人種の食品に対する思考の違いは大きい。
特に、天然物を日常生活、医療に取り入れた日本人は、苦い、辛い、臭い物でも効果があれば純粋なものを摂取し、可能な限り合成化学物質を拒否する傾向があるからです。

日本医師会会員の医者は、このような背景など全く知らないでしょう。
ですから、副作用があるノニジュースを区別できず、ノニジュース総てを同じものと見ています。

残念ながら医者の知識、見識とはこの程度のものですから、「ノニジュースを絶対飲むな」と言われる医者には、説明する必要があるでしょう。



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平成26429
東京ノニ研究所

代表 西垣 敏明
薬剤師、医学博士

参考資料

「健康食品・サプリメント(成分)のすべて」日本医師会・日本薬剤師会・日本歯科医師会総監修、第一般第三刷、同文書院出版
2 Natural Medicines Comprehensive Database、http://naturaldatabase.therapeuticresearch.com/
3 独立行政法人国立健康・栄養研究所サイト「健康食品の安全性・有効性情報、ノニ。
  http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail184.html
4 http://www.noni-ken.jp/hepatotoxicity.htm