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東京ノニ研究所 Dr. Noni

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加工肉製品と哺乳類の肉は発がん性食品:国際がん研究機関(IARC)報告


10月27日に衝撃的なニュースがアメリカより、そして日本の各報道機関より舞い込んできました。

NBC News: 
Ham, Sausages Cause Cancer; Red Meat Probably Does, Too, WHO Group Says
http://www.nbcnews.com/health/cancer/processed-meat-causes-cancer-red-meat-probably-does-group-says-n451396

ハム・ソーセージなどの加工食品は人に対して発がん性が、赤身肉も恐らく発がん性がある、という国際保健機関(WHO)関連の国際がん研究機関(IARC)が報告したものです。

”Carconogenicity of consumption of red and processed meat"
October 26, Lancet Oncolに投稿されました。

論文全文はこちらへ

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国際がん研究機関IARC:International Agency for Research on Cancer)

1965年、WHO総会で発がんのメカニズム、疫学、予防等の研究する世界保健機関(WHO)の外部組織として設立された。

発がんメカニズムの解明や原因の特定による発がん頻度の抑制、という目的を果たすべく、化学物質放射線ウイルスなどの人に対する発がんの強さを評価、公表している。

感染症等と異なり、がんが健康問題となるのは衛生状態の改善された先進諸国であることから、フランスの主導で西ドイツイタリアイギリスアメリカ合衆国によって、フランス、リヨンに設立された。
その後オーストラリアベルギーカナダデンマークフィンランドインド日本ノルウェーオランダ韓国スペインスウェーデン及びスイスが参加している。


IARCによる人に対する発ガン分類

IARCは、発がん性に関する科学的証拠の確かさを分類したものであり、人への発がん性を

(1)疫学調査などで人での発がん性データ
(2)実験動物での発がん性試験成績
(3)発がん性のメカニズムなどから、総合的に評価します。

そして、総合評価は次の5分類になります。

グループ1:発がん性がある
グループ2A:恐らく発がん性がある
グループ2B:発がん性の恐れがある
グループ3:発がん性を分類できない
グループ4:恐らく発がん性はない

以上Wikipedia参考

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IARCの報告の概要

10か国、22人のがん研究専門家(日本人2名、S. Sasazuka, K. Wakabayashi)によって,赤肉と加工肉摂取による発がん性評価を行った。

赤身肉の定義:加工しない哺乳類の筋肉の肉(牛肉、子牛の肉、豚肉、子羊肉、羊肉、馬肉、山羊肉)およびそれらのミンチ肉や冷凍肉

加工肉の定義:塩漬け、硬化、発酵、薫煙などで加工して、味付けや保存性を持たせた肉

800以上の多数の国での疫学試験の報告書、特にコホート試験を重視して、赤身肉と加工肉の摂取と結腸・直腸がんとの関連性を調査研究。

結論

加工肉の摂取は、人に結腸・直腸がんおよび胃がんを引き起こす発がん性食品としてグループ1に該当。
 1日50gの摂取は、結腸・直腸がんの発がん性のリスクは18%増加する。

2赤身肉の摂取は、人に結腸・直腸がんすい臓がんと進行性の前立腺がんを恐らく引き起こす発がん性食品として
 
グループ2Aに該当。
 1日100gの赤身肉の摂取は、結腸・直腸がんの発がんリスクは17%増加する。

3発がんのメカニズムは、赤身肉と加工肉、更に大量の赤身肉摂取は結腸内でN-ニトロソ化合物を形成して発がんを惹起する。
 高熱処理した肉は、
複素環式芳香族アミン多環式芳香族炭化水素を形成して遺伝毒性やDNA傷害を惹起する。

 

               結腸がん                   結腸・直腸がん

(出典:Curren & Jones: Gross Pathology, HM+M Publishers)

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長年に渡る国際保健機関やがん研究機関が問題視してきた赤身肉や加工肉の発がん性が公式に認められたのです。
日本人の大腸がんの発生は増加しており、欧米食として肉が普及、常食となってきていることと関係があると推測されます。

食肉や加工肉業界は、本結論に批判的であり、日本の食品安全性委員会や一般消費者の間でも否定的な意見や混乱が生じているようです。
しかし、多くの疫学、動物実験、発がんメカニズムの解明から、加工肉や調理赤身肉を大量、長期間食べ続けると結腸・直腸がん、胃がん、すい臓がん、前立腺がんの発生リスクが高まることは、事実であると考えます。

哺乳類の肉類は、言うまでもなく生物学的・栄養学的に高価値を持ち、タンパク質、ビタミンB群、鉄分や亜鉛などの微量栄養素の供給源です。

一切食べないということはできません。
ほどほどに食べるか、可能な限り加工品でない肉の摂取、高熱処理をさけた調理(煮る、蒸すなど)による肉料理として食べるのが良いのでしょう。

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結腸・直腸がんを予防する方法としては、日本人伝統の食生活(緑黄色野菜の摂取)や加工食品を避けることです。

これに加えて、ノニジュースは大腸がん予防にお奨めできる熱帯薬用果実ジュースです。

ノニジュースは、恐らく大腸がんの発生を抑制するでしょう。

その科学的な証拠として、

◎ノニジュースは発がん物質による細胞の変異を抑制する(細胞の変異ががんの原因です)

◎ノニジュースには、発がん物質を与えた動物の大腸の細胞のDNAの傷害を抑制する(コメット所見で確認。DNAの傷害はがんの原因)

◎ノニジュースに含まれる食物繊維ペクチンは、善玉菌の餌となり、善玉菌が産生する酪酸という物質は、がん細胞が増殖する時に必要な血管の増殖を抑制する。


という事実に基づきます。

ノニ科学読本2、ノニ漫画をご参照下さい。

 

2015年11月1日
西垣 敏明