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東京ノニ研究所 Dr. Noni

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書籍紹介

山本 啓一 著
グルコサミンはひざに効かない:元気に老いる食の法則
多くの健康食品がテレビ、新聞、雑誌で取り上げられ、現在の日本は健康食品の氾濫する時代となっています。

慢性疾患、加齢に伴う所謂成人病(政府と医療関係者は生活習慣病に改称)については、医者も医薬品も治すことができません。
また、医師の能力や医療道徳の低落によって

よって、多くの健康不良や未病対策に健康食品に期待することは当然です。
健康維持や必須栄養物質の欠損には、健康食品は非常に有益だと思われます。
総ての健康の源は食にありますから。

しかし、多くの健康食品は経済上の理由から天然物ではなく、合成化学物質であったり、化学物質による抽出過程を経た産物の場合が多く、中間製造過程物質の残留や過剰摂取の可能性もあります。

それに加えて、科学的に考えて効果がない物質が近年ことさら多く販売されています。
これらは、グルコサミン、コラーゲン、コンドロイチン硫酸であり、レスベラトロールのように一時期言われた長寿との関連性が否定された(効果なし)物質もあります。

誰か、いつかはこれらの疑問のある健康食品を批判するものとと期待していました。
漸く、「グルコサミンはひざに効かない:元気にオイル食の法則」という書籍が上梓されました。
著者の山本啓一・千葉大学教授のご専門は生化学と生理学です。
生化学・生理学は食品の栄養、消化、吸収、細胞内代謝、排泄など60兆個もの細胞とそれの統合した構造と機能を取り扱う分野です。

中学、高校で学んだ理科、生物の知識があれば、グルコサミンやコラーゲン、コンドロイチン硫酸などの高分子化合物は、そのまま身体に中に吸収され、分布しないことは容易に理解できます。

コラーゲンはアミノ酸が多数結合したたんぱく質であり、必ず消化管内で消化されてアミノ酸(一部は2〜3個のペプチド)に分解され吸収され、体内の細胞に分布されます。
そして、必要なたんぱく質合成の成分として利用されるのです。
コラーゲンを飲んで、お肌がプリプリになることは絶対に無いでしょう。
まして、コラーゲンがそのまま吸収されて、皮膚のコラーゲンとして沈着することはあり得ません。
コララーゲンが吸収され、血液に入ると即死です。

グルコサミンもコンドロイチン硫酸も高分子物質です。
消化され吸収されたとしても、ひざ軟骨部分はこれら物質を使用しません。
軟骨細胞はブドウ糖を原料に軟骨成分であるヒアルロン酸やコンドロイチン硫酸を合成するのです。

少しでも栄養、生理、生化学の知識があれば、これら健康食品を摂っても皮膚やひざに効果がないことは分かります。
これらの健康食品を販売する会社には、化学の専門家はおらず、商売の専門家集団と言わざるを得ない。

本著はコマーシャルに踊らされ、信用してせっせと服用する消費者への啓蒙の書として一読をお奨めします。

2014年2月14日
東京ノニ研究所
代表 西垣敏明

山本 啓一 著
1948年東京生まれ。
千葉大学大学院融合科学研究科教授
生化学、生理学が専門
「腹八分目」の法則を自ら実践し
スキー、渓流釣り、草野球を続け
体力の衰えを知らず

PHP研究所刊、2014年1月29日第一般第一刷
780円(税別)
ISBN 978-4-569-81803-0