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東京ノニ研究所 Dr. Noni

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各種ノニジュース製品中のイリドイド濃度の比較
- 驚くべき品質の差が明らかに -

長崎大学薬学部とは、東京ノニ研究所発足以来共同研究を行って来ています。
この度、ノニに含まれる2種類のイリドイド物質、deacetylasperulosidic acid と asperulosidic acidの定量分析結果がまとまとりました。

イリドイドの分析結果は、8月福岡で開催される第12回国際アジア分析学会で報告されます発表抄録はこちら

 


結果

既に表として示してありますが(こちら)、比較が容易に分かるようにグラフで示しました。
測定したの
Deacetylasperulosidic acid  Asperulosidic acidですが、その合計量を表しています。
総ての測定は3回おこなわれています。


各産地ニジュース製品のイリドイド含量比較

考察

ノニジュース製品のイリドイド含量

Deacetylasperulosidic acid も
 Asperulosidic acid
もノニ果実の重要成分成分であり、
化学的には
変形テルペン系イリドイドに属する物質であり、下記のような多くの薬理活性を持っている。

 抗アレルギー作用、抗関節炎作用、抗炎症作用
 抗菌作用、抗カビ作用、 血小板凝固作用
 抗酸化作用、抗収縮作用、免疫調節作用
 殺虫作用、創傷治癒作用、神経防御作用、神経細胞成長因子促進作用

結果から明らかなように日本で販売されているノニジュースには、これら含量に大きな差が見られた。
インドネシア産のノニジュースのイリドイド含量を100として他のノニジュースを比較した場合、以下のような割合であった。

1.フィリピン産 約2%、
2.沖縄産 約8%
3.タヒチ産・ミックスジュース 約20%
4.ハワイ産 約40%
5.タヒチ産 約42%
6.クック諸島産 約55%
7.サモア産 約67%

分析対象のノニジュース製品の総てを分析することはできないため、代表的なものについておこなったものである。
しかし、各産地のノニジュースに関しての歴史、知識、技術あるいは施設などを反映して製造されたものと推測できる。

東京ノニ研究所が以前からスコポレチン分析比較で指摘しているように、
インドネシア以外のノニ果実が少ない、あるいは伝承的に使用されていない地域では、
使用するノニ果実の不適(未熟果実が使用されている)や製造方法の未熟・不適さにより
低品質のノニジュースになっていると推測される。

特にハワイ産やタヒチ産のミックスジュースでは、スコポレチン濃度が低いのが特徴である。
ただ、タヒチ産のミックスジュースの場合は、明らかに水や他の果汁が加えられているため、
スコポレチン濃度が低い理由については説明ができる。

産地 7-HC スコポレチン濃度(μg/mL) スコポレチン比較(%)
インドネシア 0.25 40.92 100
ハワイ 0.09 9.75 23.8
サモア 0.22 38.28 93.5
タヒチ 0.22 32.36 79.0
タヒチ・ミックスジュース 0.09 10.93 26.7

あるいは土壌や気候の違いがイリドイド含量の差に反映していることも否定できない。

消費者の方々には、価格だけでノニジュースを選ぶのではなく、産地や販売者の質に十分に留意して選択して頂きたいものです。

東京ノニ研究所としては、日本のノニジュース販売者にジュースの製造方法を開示していただきたい。
そして、製品をご提供いただき教育・研究機関である長崎大学薬学部でイリドイドのみならずスコポレチン濃度の測定を行い、
同一に比較できればよいと考える。
これによって地域差、製造方法の差、使用果実熟成度の差などから分析検討でき、
よりよいノニジュースを日本の消費者に提供できるものと考える。

しかしながら、過去13年の経験から実際に科学的にノニを評価できる、したいと考える
ノニジュース製造販売者が日本のみならず各国にも少ないことが解決すべき問題点として考察している。