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東京ノニ研究所 Dr. Noni

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ビタミン剤はがん発生や心・血管病のリスクに影響するか?
−男性では影響なし、女性には発がんリスクが−

ビタミン剤服用とがん発生や心血管病リスクへの影響の疫学研究が、日本人を対象に実施され、期待とは大きく外れた結果が得られています。驚愕の研究結果といえます。

Use of vitamin supplements and risk of total cancer and cardiovascular disease 
among the Japanese general population: A population-based survey

Hara et al. BMC Public Health 2011, 11:540
http://www.biomedcentral.com/1471-2458/11/540


要約します。

背景:ビタミン剤の一般的な使用とがん発生率やと心血管疾患(CVD )への影響についてのいくつかの前向きコホート研究にも拘らず、その有用性を   支持する科学的データはには疑問が残ったままである。。
   一致した成績がないことは、サプリメントの使用が個人で一定していないことによる事実によって一部説明されている。
   私たちは、日本でビタミン剤の使用パターンが集団ベースのコホート研究で癌やCVDリスクに影響を与えるかどうかを調べた。

方法:日本保健センターベースの前向き研究コホート研究で、第一回目の調査は1990〜1994年、第2回目は1995〜1998年にビタミン剤使用の聞き取   り調査を行い、計男性28,903名、女性33,726女性を登録した。
   これらの人を4群(使用経験なし、過去に使用、最近使用、および継続使用)に分類し、がん発生については2006年末、CVDについては2005        年末まで追跡調査を行った。
   性別の危険率(HRS)と95%信頼限界(CIs)をビタミンサプリメント使用との関係の相対リスクを判断するために用いた。

   
結果:追跡期間中、 4,501名に癌および1,858名に CVD例が確認された。
   多変量調整後の分析によって、男性ではがんやCVDリスクとビタミン剤使用のパターンに関連付けは認められなかった。
   女性では、継続使用は CVDHR 0.60 95%信頼区間0.41から0.89 )のリスク低下と関連していたのに対し、過去に使用(HR 1.1795%信頼   区間1.02から1.33 )と最近使用(HR 1.2495%信頼区間1.01から1.52 )したグループでは、がんのリスクが高いことと関連していた。

結論:我々の知る限りでは、本研究はビタミンサプリメントの使用パターンとがん並びにCVD発生リスクを同時に検討する最初の前向きコホート        研究である。
   この前向きコホート研究では、ビタミンサプリメントの使用は男性に於いては癌またはCVDの危険性にほとんど影響しないことを示した。
   しかし、女性ではビタミンサプリメントの継続使用は、CVDのリスクを減らすかもしれません。過去並びに最近ビタミンサプリメント服用する
   グループでは、がん発生リスクが高まったが、既存疾患や体調の不健康な背景によって一部説明できるかもしれない。
   しかし、本研究でこのことを明らかにすることができなかった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜コメント:

本研究の結果や結論は、非常に控え目になされている。

端的に言えば、サプリメントとしてのビタミン剤(ほとんどが合成物質と考えられる)は、男性ではがんや心・血管病(心筋梗塞、動脈硬化、脳卒中)の発生リスクを抑制することは無い。要するに両疾患群には無効であった。

女性では継続飲用している場合のみ心・血管病の発症リスクを抑えるかも知れないかも知れないが、がん発生を抑制することはなかった。
更に、過去および最近ビタミンサプリメントを飲用し始めた人ではがんの発生率が上昇した。心・血管病発生には抑制効果は無かった。

ビタミン剤の長期服用する女性の場合、非常に健康志向が強く、恐らくサプリメント服用以外にも食物や日常生活に配慮していることが推測されます。
それによって、心・血管病の発生が少なかったのもかもしれない。

結論:
スプリメントとして服用するビタミン剤の場合は、ほとんどが合成物質であり、新鮮な果実や野菜からの天然物でない。
合成ビタミン剤の服用は、男女ともがんや心・血管病の発生抑制効果はないと判断できる。

自然派か合成化学物質派かと自問した場合、自然派であるようになって頂きたいものです。


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2014年5月23日
東京ノニ研究所
代表 西垣敏明